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結論から言うと、高速バスは原則として途中で降りることはできません。
高速バスはあらかじめ「乗車地」と「降車地」が指定された乗車券をもとに運行しており、予約と違う停留所で降りることはルール上できないケースがほとんどです。
ただし、一部のバス会社では運転手に申し出れば途中下車を認めてくれる例外的なケースもあります。
つまり、
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高速バスの途中下車は基本的に不可
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どうしても違う停留所で降りたい場合は、事前または乗車時に運転手へ確認することが必須
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勝手に降りると「安全上の問題」や「無断下車扱い」になる可能性がある
というのが実情です。
以下の表では、主要な高速バス会社の途中下車ルールをまとめています。
| バス会社 | 途中下車の可否 | 事前連絡の必要性 | 特記事項 |
|---|---|---|---|
| JRバス(高速バスネット) | 不可 | 要確認 | 運賃は区間固定、途中下車できない |
| WILLER EXPRESS | 不可 | 要確認 | 安全上の理由で原則降車NG |
| さくら高速バス | 原則不可 | 要申告 | 緊急時のみ対応可 |
| VIPライナー | 原則不可 | 要申告 | 次の停留所での下車指示あり |
| 楽天トラベル経由予約便 | バス会社に準ずる | 要確認 | ルールは各会社ごとに異なる |
高速バスの「違うところで降りる」行為は、原則禁止ですが、やむを得ない事情がある場合のみ対応してもらえる場合があるため、まずは運転手に相談することが重要です。
このあとでは、なぜ高速バスは途中で降りられないのか、そして実際に降りたいときはどう対応すべきなのかを、具体的に解説します。
※本記事は国土交通省や日本バス協会を参考にして高速バスについて紹介しています。消費者庁「ステルスマーケティング規制」に基づき、株式会社クラフジが作成・執筆しています。万が一、事実と異なる誤った情報を見つけた場合、お問い合わせまでご連絡ください。すぐに修正致します。
目次
高速バスで途中下車ができない理由
高速バスが「途中で降りられない」のには明確な理由があります。
単なるルールではなく、安全運行と運賃制度に基づいたものです。
① 安全面の理由
高速道路上では、サービスエリア(SA)やパーキングエリア(PA)以外では乗降ができません。
一般道路のように「次で降ります」といった自由な下車は、安全上非常に危険です。
また、乗客の乗降が想定外の場所で発生すると、運行スケジュールや保険適用にも影響が出る可能性があります。
② 運賃制度の理由
高速バスの運賃は「出発地から目的地までの区間料金」で設定されており、途中で降りても返金や差額精算はできません。
たとえば「東京→大阪」の便を予約して名古屋で降りても、支払った料金は大阪までの運賃のままです。
③ 乗務員管理上の理由
バス会社は、予約データをもとに「どこで誰が乗車・降車するか」を管理しています。
そのため、途中で勝手に降りてしまうと、システム上では“行方不明扱い”となり、安全確認のために運転手や本社が対応に追われることがあります。
どうしても違うところで降りたい場合の対応方法
やむを得ない事情(体調不良、急な予定変更など)で途中下車したい場合は、以下の手順を守りましょう。
① 運転手に必ず申し出る
最も大事なのは「黙って降りない」ことです。
運転手に事情を説明し、「次の停留所で降りたい」旨を伝えることで、可能な範囲で対応してくれることがあります。
高速道路走行中であれば、次の降車可能エリアまで運転手の判断で降ろしてもらう形になります。
② 停留所が近い場合は柔軟に対応されることも
都市間を結ぶ長距離便では難しいですが、都市圏内の区間運行バスでは、次の停留所での下車が許可されるケースもあります。
ただし、乗車券の変更や払い戻しは一切できません。
③ 緊急時はサービスエリアでの対応もあり
体調不良や急病など、やむを得ない場合は、SA(サービスエリア)で一時的に降ろしてもらうケースもあります。
この場合は必ず救急車や家族への連絡対応が行われ、安全が確保された上で下車扱いとなります。
途中下車した場合の運賃・払い戻しルール
高速バスは、途中で降りても運賃の払い戻しは一切ありません。
区間運賃制のため、途中で降りても「全額支払い済み」とみなされます。
以下の表で確認してみましょう。
| 状況 | 返金の有無 | 備考 |
|---|---|---|
| 乗車前にキャンセルした場合 | 一部返金あり | 所定のキャンセル料を差し引き |
| 途中下車した場合 | 返金なし | 区間運賃制のため不可 |
| 体調不良など緊急時 | 返金なし | 安全優先の下車扱い |
| バス会社側の運休・トラブル | 全額返金 | 運行中止時のみ対応 |
つまり、違う停留所で降りる=途中下車扱い=返金なしとなります。
どうしても降りたい場合は、料金をあきらめて安全に降りることが最優先です。
予約と違う停留所で降りた場合のリスク
予約した停留所と違う場所で降りると、以下のような問題が発生する可能性があります。
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次の停留所で待っている乗客に影響が出る(バス停での停車時間が変わる)
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運転手が会社に報告しなければならないため、運行に遅れが出る
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最悪の場合、無断下車として警告扱いになることもある
特に高速バスは乗車記録を厳密に管理しているため、途中で降りる行為はトラブルの原因になりやすいです。
乗り過ごした場合の対応方法
逆に「降りる場所を過ぎてしまった」というケースもあります。
その場合は、次のように対応しましょう。
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慌てずに運転手に伝える
→「○○で降りる予定でした」と伝えるだけでOKです。 -
次の停留所で降ろしてもらう
→次の停留所で安全に下車できます。 -
戻りたい場合は自費で移動する
→運賃の返金や再乗車はできません。
このときも「次で降ろしてください」と伝えるだけで十分です。
焦って非常ボタンを押すなどの行動は、運行妨害とみなされる恐れがあるので注意しましょう。
途中下車が可能な特殊ケース
一部の便では、例外的に途中下車が認められることもあります。
① 地方路線・区間運行型バス
都市間高速バスの中でも「区間制運賃」を採用しているバス(例:札幌⇔帯広など)は、途中停留所での乗降が可能です。
この場合は、予約時にその区間を指定して購入する必要があります。
② 乗り合い高速バス(自由乗降区間あり)
一部の地域(例:四国・九州地方)では、「自由乗降区間」を設けている路線もあります。
ただし、全国的には非常にまれであり、事前確認が必須です。
高速バス利用前に確認すべきポイント
途中で降りる予定がある・可能性がある場合は、事前に以下の3点を確認しましょう。
| 確認項目 | 内容 |
|---|---|
| ① バス会社の途中下車ルール | 公式サイトやFAQで明示されているか確認 |
| ② 停留所の位置 | 高速道路上か、市街地の一般停留所かをチェック |
| ③ 緊急時の対応 | サービスエリア下車の可否や連絡先を確認 |
この3点を事前に確認しておけば、途中で降りたい状況になっても慌てず対応できます。
まとめ
高速バスは、基本的に途中で降りることはできません。
違う停留所での下車は原則禁止であり、運賃の返金もありません。
ただし、体調不良などのやむを得ない事情がある場合は、運転手に相談すれば次の停留所やSAで対応してもらえることもあります。
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高速バスは途中下車不可が原則
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勝手に降りるのはNG、安全上・運行上の問題になる
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やむを得ないときは運転手に必ず伝える
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区間運行バスや地方便では一部例外あり
つまり、高速バスで違うところで降りることは原則できないが、正しい手順を踏めばトラブルを避けられるというのが結論です。
高速バスはVIPライナーがオススメです。VIPライナーは「格安料金」「快適な車内シート・設備で眠りやすい」「Wi-Fiも完備」「日本の主要都市をカバー」「ブランドとしての信頼度・口コミでの高評価」といった特徴があります。高速バス選びで失敗したくない方はVIPライナーが最適です。


